merry attic とは
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「力になりたい」に、はじめの一歩を
社会が抱える課題は、刻一刻と変化し続けています。
はるか昔から、そして、今この瞬間も。
どの時代にも、社会課題やその渦中にいる人に対して
「何とかしたい」「力になりたい」と志を持ち、一歩を踏み出す人たちがいました。
「志」は、いつの時代にも必ずあります。
それは一歩踏み出して挑戦することで育まれ、
社会課題を突破する原動力となるのです。
merry atticのミッションは、次の世代、そしてまた次の世代へと、
「志」をつなぐこと。
そのために、「今」に夢中になれる場所、
はじめの一歩を踏み出す挑戦の場をつくります。
次世代に受け継ぎたいものは何だろうと、考えた
大学で歴史を学んでいた経験から、考えるようになったことがあります。
先代から脈々と受け継がれたものがあるからこそ、今の自分がある。では、自分が次世代に受け継ぎたいもの、残せるものは何だろう?と。社会課題は常に変化し続けるからこそ、お金やモノを残したところで対応することができるとは思えません。
私自身はここまで、やってみたいことにひたすら挑戦してきました。学童を始める前はバンドを組んで活動しており、メジャーデビューしたこともあります。その後、広告代理店での仕事を経て、障害のある方の就労支援事業で働きました。2017年に起業して一般社団法人merry atticを立ち上げて以降は少しずつ施設を増やし、今では埼玉県・沖縄県・東京都で合計5ヶ所の学童クラブと1ヶ所の放課後子ども教室を運営することができています。
ここまでの道のりで当たり前にできたことは何ひとつなく、「できないのではないか」と思ってもまずは一歩を踏み出してみる、ということを重ねてきました。どんな局面においても共通しているのは、さまざまな人に挑戦を応援してもらってきたということ。たくさんの人のおかげで、今ここに立つことができています。
この実感から、自分も多くの人の挑戦を応援したい、一歩踏み出せる人を増やしたいと考えるようになりました。
merry atticの事業は、「待機児童」という、今まさに目に見えている社会課題への取り組みです。しかし、merry atticの施設を利用している子どもたちが大人になったときには、今にはない課題に直面していることでしょう。「課題に対して何かしたい」と思ったとき、一歩踏み出せる人が一人でも多くいればいいとなと思うわけです。
だから、今の私が次世代に残したいと考えているものは、「一歩踏み出す人が応援される場所」なのです。
大人も子どもも、挑戦できる居場所をつくりたい
merry atticの学童の1コマです。音楽会のイベント企画に挑戦したアルバイトの先生がいたのですが、本番中、緊張のあまり声が震えてしまいました。そんな先生の姿を見た子どもたちから「大人も、緊張していいんだね」という声があがったことに、私はハッとしたのです。
子どもは大人を、完璧な存在だと思っているかもしれません。しかし、本当は大人も緊張するし、苦手なこともたくさんある。それでも誰かに支えてもらって一歩踏み出すことで、ようやく変化を起こすことができます。
大人が何かに挑戦する姿や応援される姿を見て、子どもたちも育まれていくのではないか、一歩踏み出してみようと思えるのではないかと、この出来事から考えるようになりました。
メリーでは、誰もが自分の「やってみたい」気持ちを大事にしてほしいし、一歩踏み出せるように応援したい。大人も子どもの1人の人間として尊重され、挑戦や行動が応援される場所をつくっていきたいと思っています。
メリーで何かに挑戦している子どもや大人は、自分が最も誇れるもので、うれしいことです。
学童を「今まさに冒険がスタートする場所」に
「merry attic(メリーアティック)」の意味は、「ワクワクする屋根裏部屋」。
「ここで冒険が今まさにスタートする場所になってほしい」という願いを込めてつけました。
merry atticの学童では、子どもたちが自分のやってみたいこと、挑戦したいことを見つけてほしい。そんな思いで、多様なイベントや、大人たちとの出会いの機会を多くつくっています。
子どもたちを見守るスタッフには、保育や教育に長年関わってきたプロフェッショナルもいれば、声優やアーティスト、フォトグラファーなど自分の活動をしながら学童で働いている人も。朗読やアートイベントなどを通して、学童の子どもたちに自分の専門分野を還元してくれています。
外部からmerry atticに関わってくださっている大人もさまざま。プログラミング教室や、インプロ(即興演劇)、英会話などの専門家に、イベントや習い事として子どもたちに機会を提供してもらっています。地域の飲食店に子どもたちのおやつをつくっていただいたり、餅つきやハロウィンのイベントを地域の大人たちを巻き込んで行なったりしたこともあります。
固定されたカリキュラムがないという意味では比較的自由な「学童」という場だからこそ、多様な大人たちが出入りし、子どもたちの世界が広がるきっかけをつくることができると思っています。
●学童クラブ(放課後児童健全育成事業)の運営
学童クラブは、放課後や週末等に子どもたちがすごす遊びや生活の場です。埼玉県戸田市で3ヶ所、沖縄県那覇市で1ヶ所、沖縄県浦添市で1ヶ所の学童クラブを運営しています。
●放課後子ども教室の運営
放課後子ども教室は、地域の大人が運営し、放課後や週末等に学校施設を利用してつくる子どもたちの居場所です。2020年より、東京都葛飾区にて運営を開始しました。
●障害者委託訓練事業
厚労省が職業能力開発促進法に基づいて実施する事業です。就職を希望している障害のある方に、模擬就労の場を提供します。これまで、福祉や教育の場で働きたい方合計4名の受入実績があります。
●TEST(長期教員養成プログラム)
学生が運営する一般社団法人lightful、戸田市教育委員会と協働して、戸田市内の学校にて学生インターンのプロジェクト「TEST」を行なっています。
商号 | 一般社団法人merry attic |
所在地 | 埼玉県戸田市大字新曽397メゾンサファイア110号 |
法人ホームページ | https://merryattic.net/ |
設立日 | 2016年6月9日 |
連絡先 | |
代表 | 上田馨一 |
事業内容 |
・学童クラブ(放課後児童健全育成事業)の運営 |
事業所 | 学童CLUB merry attic |
従業員 | 92名(2024年3月現在) |
採用ページ | 埼玉パートスタッフ募集 |
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